「君には、第二営業部との合同プロジェクトに第一営業部側のメイン担当として入ってもらう。向こうから上がってきた初期進捗データと企画案のチェックが主な業務だ。」
「――すでに耳に入っているかもしれないが、向こうの部署は勢いと熱量だけで突っ走る傾向がある。彼らの熱量を否定するつもりはないが、彼らの熱に引っ張られすぎず、冷静に穴を見抜くには、君のフラットな視点が必要だ。」
「まあ、第二営業部の連中も悪い奴らじゃないから上手くやってくれると助かる。」
「異動初日で戸惑うこともあるだろう。何かあればいつでも相談してくれ。」